外国人のための防災情報
地震、台風、大雨、火災など、日本は災害の多い国です。安心して生活できるよう、まず災害について知り、普段から備えておくことが大切です。
災害に備える
地震
- (1) 家の中で一番安全な場所を確認しておきましょう。
- (2) 一人一日3リットル、3日分以上の飲料水を確保しておく。
- (3) リュック、あるいは非常持出袋を用意し、その中に必要な物を入れ、家族全員が知っている場所に置いておく。
- (4) 家具転倒防止用の器具で家具を固定する。
- (5) 窓、食器棚や木棚などのガラスに飛散防止用フィルムを貼る。
- (6) 緊急用の電話番号や言葉が通じる相手の連絡先を書いておく。
- (7) 一時避難場所と最寄りの病院及びその経路を確認しておきましょう。
リュックあるいは非常持出袋に入れておくもの
- 懐中電灯
- 乾電池
- 飲料水
- 食料
- 携帯ラジオ
- 現金(10円硬貨は公衆電話に便利)
- パスポート
- 身分証明書の写し
- 預金通帳などの貴重品
- マッチやライター
- ろうそく
- へルメットあるいは頭巾
- 救急セット(持病がある人は常備薬を忘れずに!)
- 軍手
- 靴下及び肌着
- 防寒着など
台風・水害・土砂災害
大きな被害をもたらす台風、大雨、豪雨、土砂災害は、被害を少なくするために、天気予報などで情報収集をして、早めに準備をすることができます。
- (1) 台風や大雨に関するラジオ・テレビなどの情報に注意しましょう。
- (2) むやみに外出せず、外出していたら早めに帰宅しましょう。
- (3) 家の周りを確認して、風にとばされそうなものは室内に取り込むか、しっかり固定しましょう。
- (4) 戸や窓のすきまにビニールテープを貼り、雨戸を閉めましょう。
- (5) 停電に備えて懐中電灯やローソクを用意しましょう。予備の電池も必要です。
- (6) いつでも避難できるように非常用持出袋を用意しましょう。
- (7) 浸水に備えて、家財道具をできるだけ高い所に移動させましょう。
- (8) ガスの元栓を閉めましょう。
- (9) 家族で避難場所や避難経路を確認しておきましょう。
- (10) お年寄りや体の不自由な方などは、早めに安全な場所に移動しましょう。
- (11) 山や崖の近くに住んでいる人で逃げ遅れた場合は、自宅の2階以上で斜面から離れた部屋に逃げましょう。
近くの避難所を確認しておきましょう!
地震などの大規模な災害が起こったときに「避難所」「広域避難場所」となる場所を、京都市の地図上に示した冊子(日英併記)です。
正しい知識を持って備えましょう
火災や地震への備えについて、4カ国語(英語,中国語,ハングル,日本語)で説明。地震からどのように身を守るか、消防車や救急車をどのように呼ぶかなどが書かれています。(京都市消防局)
外国人住民が防災について理解できるよう、9カ国語及び「やさしい日本語」で解説しています。(京都府国際センター)
いつ避難すればいいの?
水害・土砂災害についての防災情報は警戒レベル1~5の段階で示されます。
警戒レベル | 気象情報 | とるべき行動 | 京都市からの発令 | |
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![]() |
5 |
大雨特別警報・氾濫発生情報 | 命を守るための最善の行動をとりましょう |
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4 |
土砂災害警戒情報・氾濫危険情報・高潮特別警報・高潮警報 ●危険度分布「非常に危険」(うす紫) |
災害が想定されている区域では、京都市からの発令に従って避難しましょう。 発令されていなくても危険度分布などを確認して自分で避難の判断をしてください。 |
避難指示(緊急) ひなんしじ(きんきゅう) |
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避難勧告 ひなんかんこく |
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3 |
大雨警報(土砂災害)・洪水警報・氾濫警戒情報・高潮注意報 ●危険度分布「警戒」(赤) |
災害が想定されている区域では、京都市からの発令に注意しましょう。 | 避難準備/ こうれいしゃとう ひなんかいし |
|
2 |
氾濫注意情報・大雨注意報・洪水注意報・高潮注意報 ●危険度分布「注意」(黄) |
ハザードマップなどで、災害が想定されている区域や避難先、避難経路を確認してください。 | ||
1 |
早期注意情報 | 最新の気象情報に注意し、災害への心構えを高めてください。 |
*京都市からの発令は学区ごとに出ます。自分の住んでいるところがどの学区かわからない人は近所の人に聞いてみましょう。
危険度分布の確認 *状況は常に変わります。
災害がおきたら
地震にあったら
地震の揺れは、しばらくするとおさまります。しかし、くりかえし起こるので、揺れがおさまっている間に安全な位置に移動しましょう。
(1) まず、自分の安全をまもる | 何よりも大切なのは命です。地震が起きたら、まず第一に身の安全を確保しましょう。 |
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(2) すばやく火の始末! | あわてず、さわがず、冷静に!揺れがおさまったら、「火を消せ!」とみんなで声を掛け合い、調理器具や暖房器具などの日を確実に消しましょう。 |
(3) 出口を確保する | 地震のときは、ドアや窓が変形して開かなくなることがあります。ドアや窓を少し開けて、逃げ道を作っておきましょう。特に、マンションや団地などは要注意です。 |
(4) 火が出たらまず消火 | 「火事だ!」と大声で叫び、隣近所にも助けを求め、初期消火に努めましょう。 |
(5) 外へ逃げる時はあわてずに | 外へ逃げるときは、ガラスやかわらなどの落下物に注意し、落ち着いて行動しましょう。 |
(6) 狭い路地、堀ぎわ、がけ、川べりに近寄らない | ブロック塀、門柱、自動販売機などは倒れやすいので特に注意しましょう。 |
(7) 山崩れ、がけ崩れ、津波に注意 | 山間部や海沿いの地域で揺れを感じたら、早めに避難の準備をしましょう。 |
(8) 避難は徒歩で、荷物は最小限 | 指定された避難場所へ歩いて避難しましょう。車やオートバイは使わないようにしましょう。 |
(9) 協力して応急救護 | お年寄りや身体の不自由な人、けが人などに声を掛け、みんなで助け合いましょう。 |
(10) 正しい情報をつかみ、余震に注意 | うわさやデマを信用しないで、ラジオやテレビなどで正しい情報を手に入れましょう。 |
地震の後は
大きな地震で自宅に戻れない状態になった時は、家族の安否と避難先を自分の国の在日大使館や領事館、所属している会社や学校等に速やかに連絡しましょう。
◆NTT災害用伝言ダイヤル「171」
災害が発生すると、被災地への電話がかかりにくくなります。そのような時、「災害用伝言ダイヤル」を利用してください。
被災地にいる人が録音した安否などに関する情報を、ほかの地域にいる人が聞ける、声の伝言板です。被災地にいる人へメッセージを送ることもできます。
NTTが災害用伝言ダイヤルサービスを始めるときは、テレビやラジオでお知らせがあります。
まず、電話番号「171」をダイヤルし、日本語の利用ガイダンスに従って伝言の録音、再生をおこないます。
① メッセージの録音
“171” を押す
↓
(日本語の案内)
↓
“1” を押す
↓
(日本語の案内)
↓
***-***-****(連絡したい人の電話番号)を押す
↓
“1”を押す
↓
(日本語の案内)
↓
メッセージの録音(30秒以内)
↓
(日本語の案内)
↓
“9”を押す
↓
(日本語の案内)
↓
終了
② メッセージをきく
“171” を押す
↓
(日本語の案内)
↓
“2” を押す
↓
(日本語の案内)
↓
***-***-****(連絡したい人の電話番号)を押す
↓
“1”を押す
↓
(日本語の案内)
↓
メッセージの再生
↓
(日本語の案内)
↓
“9”を押す
↓
(日本語の案内)
↓
終了
◆災害用伝言板「web171」
災害が発生すると、被災地にいる人がインターネットを使って「災害用伝言板(web171)」にアクセスし、電話番号をキーとして伝言情報(テキスト)を登録できます。
登録された伝言情報は、電話番号をキーとして全国から確認し、追加の伝言を登録することが可能です。また、災害用伝言ダイヤル(TEL 171)に登録されたメッセージを確認することができます。
災害用伝言ダイヤルと同じく、NTTがサービスを始めるときは、テレビやラジオでお知らせがあります。
復旧に向けて
◆り災証明(りさいしょうめい)
大雨や台風、火災で家や車が壊れた人が、市税の減免や猶予などを受ける場合には「り災証明書」が必要です。 壊れた家や車の写真を撮ってください。その写真を持って、市町村の窓口に行ってください。 詳しくは、住んでいる区の区役所・支所の窓口に相談してください。
※「り災証明書」発行のための申請書について
火災の場合は消防署、風水害の場合は区役所・支所に行き、もらいます。
◆家を片付けるとき(水害)
水害にあった後の家の片付けについて、イラスト入りで分かりやすく説明しています。(特定非営利活動法人 多文化共生マネージャー全国協議会)
たとえばこんな情報が届きます!
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【Important Notice】Typhoon No.10 Approaching Kyoto 台風10 号にご注意!
A typhoon is expected to approach Kyoto Prefecture, according to the Kyoto Local Weather Office.
Weather Warnings & Advisories
Regional Warnings – Kyoto
NHK WORLD – Multilingual Portal: Japan LIFE and BOSAI
Kyoto City Disaster Prevention Site
大きな台風10号が ちかづいています。
ニュースや天気の さいしんの じょうほうを よく見てください。
台風が くるまえに じゅんびを してください。